「グラウンドの中にいる感じがうれしかった」連合チームの岩ケ崎高校野球部からただ一人参加 マネージャー千葉結奈さんのエールは届いたか【宮城県高校野球2024】

高校野球、熱戦が続く夏の宮城大会。9日も1回戦が行なわれ、宮城では初となる5校による連合チームが、初勝利を目指して宮城広瀬に挑みました。試合前、ノッカーを務めるのは、岩ケ崎高校野球部からただ一人参加するマネージャーの千葉結奈さん（3年）です。選手たちにエールを送ります。4点を追う連合チームは2回、デッドボールで出したランナーを3塁まで進めます。しかし、相手ピッチャーのけん制に挟まれタッチアウト、得点を奪えません。2回。攻撃の手を止めない宮城広瀬の猛攻を受け、点差を広げられてしまいます。意地を見せたい連合チームは3回、2本のヒットで2アウト2塁3塁のチャンスを作り打席には、石巻北の薄井でしたが、セカンドゴロ…。ホームベースが遠い連合チーム。3回までで18点を奪われます。それでも4回。2アウト2塁3塁のピンチを背負ったエース・涌谷の伊藤聖人、打者をファーストゴロに打ち取り、この回を無失点で切り抜けます。念願の1勝を目指した選手たち。18対0で残念ながら敗れましたが、それぞれの学校の代表として最後まで戦い抜きました。岩ケ崎高校野球部　千葉結奈さん：
「なかなかアウトが取りにくかったが1つ（アウトを）取るごとにうれしくて。選手ではないが、グラウンドの中にいる感じがうれしかった」1回戦、その他の結果です。仙台市民球場では、南三陸高校が、タイブレークで勝利しました。石巻市民球場では、仙台工業、仙台高専名取などが2回戦へ駒を進めています。尚、鹿島台中央野球場で予定されていた大崎中央対加美農業は雨天のため中止となりました。
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